テキストが小さすぎて読めません クリック可能な要素同士が近すぎます

「テキストが小さくて読めません」 サーチコンソール モバイルユーザビリティのエラー解決

2020年8月11日2022年9月23日

1.モバイルユーザビリティのエラー

search console の拡張には4つのチェックがあります。この中の、モバイルユーザビリティで問題が発生しています。

テキストが小さすぎて読めません クリック可能な要素同士が近すぎます

6/10 から、2つのエラーが発生したまま改善していません。

テキストが小さすぎて読めません クリック可能な要素同士が近すぎます

そのエラーは以下の通りです。

  • テキストが小さすぎて読めません
  • クリック可能な要素同士が近すぎます
テキストが小さすぎて読めません クリック可能な要素同士が近すぎます

ひとつ目のエラーは、スマホにおいて、ブログの記事の文字が小さいと言っているようです。二つ目のエラーは、クリックできる要素が、画面上で近すぎるということです。

言っていることはわかるんですが、60爺の場合、wordpress で記事を執筆しているので、何故、この記事だけという疑問がありました。

2.原因は?

具体的な問題を探ってみます。

まず、上記のエラーのひとつ目の数字の部分をクリックします。

次に、URLが出ている部分の「ライブページをテスト」をクリックします。

テキストが小さすぎて読めません クリック可能な要素同士が近すぎます

すると、テスト結果が表示されます。

左側に、「このページはモバイル フレンドリーではありません」と出て、その下に上記2件のエラーが表示され、さらに、右側のページにスマホ上の表示イメージが出されました。

テキストが小さすぎて読めません クリック可能な要素同士が近すぎます

この、レンダリングされたページの画像を見ると何かおかしいです!?

テキストが小さすぎて読めません クリック可能な要素同士が近すぎます

そうなんです。表示されたブログのページが、何故かスマホ画面の半分位になっちゃているんです。

なるほど、この画面イメージであれば、「テキストが小さすぎて読めません」のエラーも納得できます。

どうやら、このページのレスポンシブ対応(PC、タブレット、スマートフォンなど、異なる画面サイズの幅を基準にWebサイト表示を柔軟に調整すること)がうまくいっていない感じです。

うーーーーん、何故、この記事だけエラーとなるのでしょうか?

そこで、ページの中身を見比べていった結果、原因がわかりました。

動画設定の幅(width)が画面幅よりも大きい!

動画を入れていたんですが、この記事の動画だけ幅(widthの値)が大きかったんです。

<figure><iframe src="https://www.youtube.com/xxxxx/xxxxxxxxxxx" allowfullscreen="" width="724" height="543"></iframe></figure>

ちなみに、他記事のものは、こうなっていました。

<figure><iframe src="https://www.youtube.com/xxxxx/yyyyyyyy" allowfullscreen="allowfullscreen" width="560" height="315"></iframe></figure>

ご覧のように、他記事は width=560 に対して、エラーの発生した記事はwidth=724 となっています。

そのため、画面が圧縮されていたんですね。

3.対応後

そこで、問題ない記事の HTML をコピーし、動画の名称を設定し直しました。

更新後、Google 宛てに検証を依頼しました。

テキストが小さすぎて読めません クリック可能な要素同士が近すぎます

翌日、Google から検証が終わり、エラーが解決されたとの連絡を受けました。

テキストが小さすぎて読めません クリック可能な要素同士が近すぎます

60爺の場合、動画の width 指定が問題でしたが、画像の width が問題になっている方もいらっしゃるようです。

同様の問題に悩んでいる方の参考になれば幸いです。

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