初めにこの記事はポート開放のやり方、確認の方法について解説するページです。 Show ポート開放の基礎、基本的な知識については下記リンク先をご覧ください。 2021年2月18日 ポート開放は環境によって異なる為、これをやれば必ずできる!というものではありません。 また、この記事に書いてある方法でポート開放できなかった場合や ポート開放に注意が必要な環境ポート開放の流れポート開放の基本的な手順は以下の4つです。 ポート開放はいろんなパターンが存在しますが、 ルータが0個(モデム・ONUのみで繋いでいる) また、例外としてCATVやレオパレスのように まずは、ルータの数を調べてみましょう。 ルータの数の調べ方ルータの数を調べるには、コマンドプロンプトで「tracert」を実行することでわかります。 winキー+Rを押すと「ファイル名を指定して実行」ダイアログが現れるので 黒い画面上のカーソルのところに、「tracert
yahoo.co.jp」と入力します。 tracertを行った結果で「192.168」や「172.16~172.31」、「10」から始まるIPアドレスがルータのIPです。 追記(2017年03月19日) ※たまに要求がタイムアウトしましたというメッセージが出ることがありますが、 下の例は、「192.168」(あるいは「172.16~172.31」や「10」)から始まるIPが1つのみなのでルータは1つということです。 それぞれ次のような特徴があります。 ・ルータの数が1個 ・ルータの数が2個 ルータの機能をOFFにする方法はルータによって異なりますが、 追記(2019/08/11) ルータの数がいくつであっても ローカルIP(プライベートIP)についてルータとパソコンにはそれぞれローカルIPアドレスというものが割り振られています。 ※2重ルータの人はまず先に1つ目のルータをアクセスポイントにして パソコンのIPアドレスはどんなIPでもいいというわけではなく、 以下は有線ルータの例の結果です。 このデフォルトゲートウェイがルータのIPで、 パソコンのローカルIPの固定実際にローカルIPを設定しましょう。 「アダプターの設定の変更」を選択します。 自分が使っているネットワーク接続の一覧が出てきます 基本的には有線の場合は 無線の場合は を右クリックし、メニューから、プロパティを開きます。 「インターネット プロトコル
バージョン4(TCP/IPv4)」を選択したあと 次のIPアドレスを使うにチェックをつけます。 「IPアドレス」 「サブネットマスク」 「デフォルトゲートウェイ」 「優先DNSサーバー」 「代替DNSサーバー」 実際に入力すると下のようになります。 ここで、OK押した後、 その時は慌てず、もう一度、ローカルエリア接続のプロパティから、
追記2021年02月21日 ルータの調査IPの固定が無事終わった場合、次はルータの設定を行う必要があります。 基本的に、パソコンからLANケーブルを辿ると 1.UPnPCJというツール使って調べる 下記サイトからダウンロードし、起動したあと、 下の例は、バッファロー製のルータで、型番が「WZR-S600DHP」であることがわかります。 2.デフォルトゲートウェイのIPをIEやChromeなどのアドレス欄に入れる 下記の例ではデフォルトゲートウェイ「192.168.11.1」アクセスした場合。 成功すると、ルータのログイン画面がでるですが、 下のログイン画面の例では、「WZR-S600DHP」が型番です。 3.ネットワークのネットワークインフラストラクチャで確認する ルータの設定ルータの型番がわかったら今度はgoogleでその型番を検索してみましょう。 そこの項目を読めばポート開放の方法が分かるはずです。 今回は「WZR-S600DHP」の例を示します。 まずgoogleでモデルの型番「WZR-S600DHP」を検索します 取扱説明書という項目からオンラインマニュアルをダウンロードします ログイン仕方の項目を参照し、ログインIDと初期パスワードを確認します。 ※Atermなどの一部のルータでは初期設定時にパスワードを設定させられることがあります。 ポート変換(又はポート転送、ポートフォワーディング、静的IPマスカレード設定、NAPT) ここで重要なのはプロトコルとLAN側IPアドレスと、LAN側ポートです。 プロトコルでTCP・UDPのどちらのポートを開けるのか指定し、 LAN側IPアドレスに、ポート開放するパソコンのIPアドレスを入力します。 LAN側ポートはプロトコルのポートと同じ番号を入れましょう どのルータでも言葉が変わるだけで、全く同じことを指定します。 一度設定したあとちゃんと反映されているか確認するため、 ちなみに、UPnPCJでポート開放する場合は以下のように入力して 但し、「ルータの設定画面でポート開放を行った場合」は ファイアーウォールのポートの許可ポート開放が終わった後は、実際にホストを立ててみます。 ポート開放の確認(通信できるかの確認)さて、これで上手くいけばポート開放は終わりですが、 実はTCPの場合、ポート開放を確認するサイトがあります。 下記URLのサイトでポート開放ができているか確認することができます。 ARKの場合は下記サイトを使用してください 2021年4月22日追記 通信できるかどうかを確認するのでポート開放を必要としているソフトを起動し、 最後に、相手に接続してもらうための、IPを相手に伝える必要があります。 グローバルIPはデフォルトゲートウェイ(ルータ)をインターネット側から見たIPです。 従って、「自分のパソコン」のホストに接続する場合や、同じルータのネットワーク内のパソコンに接続する場合は、ローカルIPで接続する必要があります。 最初は混同しがちなので間違えないようにしましょう。 自分のグローバルIPは下記サイトから確認できます。 ここに出てきたIPアドレスと開放したポート番号を相手に伝えましょう。 追記(2018/09/25) ポート開放を確認する場合や実際に相手と通信する場合は、必ずリッスンポートにTCPポートが表示されていてかつ、ファイアーウォールの状態が「許可、制限なし」となっている必要があります。 2021年02月18日追記 ※但し、市販のセキュリティソフトにファイアーウォールが付属している場合(コントロールパネルのファイアウォールに黄色いバーが表示されている状態)は「ファイアーウォールの状態」とは無関係に、例外設定を行う必要がある可能性があります。市販のファイアーウォールを使用している場合での「ファイアーウォールの状態」の表記に関してはすべてのセキュリティソフトで試していないので、ご自身でご確認ください。 UDPのポートも表示されますが、ポート開放を確認する場合は通常の確認用のサイトではできません。 最後にポート開放できない時の確認項目ポート開放ができないと表示される場合、次の項目が正しく行われているか確認してください 1.TCPポートがリッスンになっている(サーバーが立っている) 2.ファイアーウォールのポートの許可が正しく設定されている。 3.ルータで正しくポート開放の設定がされている 4.ローカルIPアドレス(プライベートIPアドレス)が正しい 5.グローバルIPアドレスが正しい 6.二重ルータではない。 7.ポート開放が可能な番号か確認する(V6プラスなどIPv6のサービスを使用している場合) もしわからないことがあればコメント欄か、下記Twitterまでご連絡下さい |