Power Automate 変数 出力

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Power Automate 変数 出力

目次

  • 1 変数って何?
  • 2 変数の使い方
  • 3 変数の使い道
  • 4 変数名の変更方法
  • 5 演習

変数って何?

Power Automate 変数 出力

PADでは様々なデータを変数と呼ばれる箱のようなもので管理しています。
数学で使用する “x” や “y” と同じような考え方です。

変数を使用する場合は「%Hensu%」のように%で囲んで使用します。

変数の名前には日本語は使用できません。
%氏名% → ×
%Shimei% → 〇

ボクらロボットが何か覚えるには、いまの値はこれだよ!って書かれたメモ帳のようなものが必要なんだ
そのメモ帳のようなものが 変数 だよ
スマホのメモ帳のようにいろんな記録を残したり、書き直すことで最新の値にしたりできるんだ!

変数の使い方

実は変数は無意識のうちに使用してします。
「現在日時を取得します」というアクションを使って、変数について体験してみましょう。

「現在日時を取得します」アクションを、画面に配置してください。
すると、画面の下の方に「生成された変数:CurrentDateTime」という項目が表示されていると思います。
これが変数です。

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では、そのまま保存を押してください。
画面の変数欄に「CurrentDateTime」が追加されています。

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では、このフローを実行してみましょう。
変数に横に、現在日時が表示されると思います。

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これがアクションを使った変数の設定です。
次にこの変数を使ってみましょう。
「メッセージを表示」というアクションを追加し、「表示するメッセージ」に「現在日時」と入力します。

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次に{x}マークを押し、CurrentDateTimeをダブルクリックします。

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「表示するメッセージ」が「現在日時%CurrentDateTime%」に変わります。
このように変数を設定する場合は、{x}から設定を行うことが可能です。(直接キーボードで入力しても大丈夫です!)

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最後に「です」を付け加えます。

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それでは、実行してみましょう。

変数の使い道

さきほどは現在日時を取得するアクションを使って、自動作成された変数を使用しましたが、「変数の設定」アクションを使用すると、自分で変数を作成することも可能です。

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自分で作る変数は、1つのフローで同じ値を何回か使う場合、もしくは値が変わる可能性がある場合に非常に有効です。

例えば、ファイルの保存先(どのフォルダに保存するか)や、サイトのURLなどです。
変数を使用すれば、内容が変わった場合に、変数の設定アクションのみ書き換えるだけで済みます。

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ただし、パスワードについては、変数の値を暗号化する仕組み(※)がない為、積極的な利用は控えたほうが良いでしょう。
※ 値を別の文字に置き換えることで分かりにくくする技術

ボクらロボットを 最大限活用するためには、
変数を使いこなすことが大事だよ!

変数名の変更方法

一度設定した変数名を変更する場合、アクションから変更してしまうと、そのアクション内でのみ変数名が変更されるので、関連したアクションでエラーとなってしまいます。
変数名の変更は、変数一覧より実施してください。

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後から「これなんだっけ?」にならないように、
変数の名前はきちんと管理しようね!

演習

「変数の設定」アクションを使用し、変数名を%Name%、値には自分の氏名を設定してください。
その後、「メッセージを表示」アクションを使って、自分の名前をメッセージ表示してください。


回答例

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Power Automateの変数の使い方は?

変数の使い方 変数を使うには、アクションの中から[変数を初期化]アクションを検索し、追加します。 アクション検索窓で「変数を初期化」と入力し、[組み込み]タブをクリックしてください。 [変数を初期化]アクションでは、変数名にあたる[名前]と変数の型にあたる[種類]を必ず選んでください。

Powerautomateの変数の種類は?

そもそも、変数の種類は6つあります。 「ブール値」「整数」「Float」「文字列」「アレイ」「オブジェクト」です。

Power Automate Desktopの変数の型は?

Power Automate Desktopで使用する変数は、内容に基づいて特定のデータに変換されます。 データは、テキスト・数値・ブール・リスト・データテーブル・カスタムオブジェクトの6種類あり、本記事では、カスタムオブジェクトを除く、基本的な5種類をご説明させていただきます。

Power Automate Desktopのプログラミング言語は?

Power Automate DesktopではRobin(ロビン)と呼ばれる言語が内部的に使用されています。 そもそものお話ですが、Power Automate Desktopでは視覚化された編集画面で自動化フローの作成を行うことができるため、通常、このRobin言語を使って作業を行うことはほぼ(全く)ありません。