生物価は食品タンパク質の化学的評価法の一つである

薬剤師国家試験 平成26年度 第99回
一般 理論問題 | 問 121 | 難易度 : 中

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薬剤師国家試験 平成26年度 第99回 - 一般 理論問題 - 問 121

タンパク質とその栄養価に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

1 タンパク質100 gに含まれる窒素の量は平均6.25 gである。
2 生物価が高いタンパク質ほど正味タンパク質利用率も高い。
3 生物価に対する正味タンパク質利用率の割合が消化吸収率である。
4 タンパク質中の必須アミノ酸の中で、含量が最も少ないアミノ酸を第一制限アミノ酸という。
5 一定時間に尿中に排泄される窒素量から、タンパク質の体内での燃焼量を推定することができる。

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最終更新日時 : 2018年02月04日 09:21
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薬剤師国家試験 平成24年度 第97回
一般 理論問題 | 問 122 | 難易度 : 中

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薬剤師国家試験 平成24年度 第97回 - 一般 理論問題 - 問 122

正味タンパク質利用率はタンパク質の栄養価を表す指標の1つで、生物価と並んで広く用いられている。ある食品中の正味タンパク質利用率を知るために、無タンパク質食で一定期間飼育したラットに被検食品を与えて調べたところ、次の結果が得られた。被検食品の正味タンパク質利用率として、最も適切な値はどれか。1つ選べ。

正味タンパク質利用率=(体内保留窒素量/摂取窒素量)×100

生物価は食品タンパク質の化学的評価法の一つである

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最終更新日時 : 2021年05月12日 15:48
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問. 食品たんぱく質の評価に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

(1) アミノ酸評点パターンは、食品中の不可欠アミノ酸量を示す。

(2) 生物価は、食品たんぱく質の化学的評価法の一つである。

(3) 制限アミノ酸がない食品のアミノ酸価は、100である。

(4) 無たんぱく質食の摂取時には、尿中に窒素は排泄されない。

(5) 摂取窒素量が排泄窒素量を上回ると、窒素出納は負になる。

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答. (3)
解説

× (1) アミノ酸評点パターンは、食品たんぱく質の評価の際に基準となる不可欠アミノ酸量のパターンを示す。

× (2) 生物価は、食品たんぱく質の生物学的評価法の一つである。
アミノ酸価は、食品たんぱく質の化学的評価法の一つである。

(3) 制限アミノ酸がない食品のアミノ酸価は、100である。

× (4) 無たんぱく質食の摂取時にも、尿中に窒素は排泄される。

× (5) 摂取窒素量が排泄窒素量を上回ると、窒素出納は正になる。
 

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>> 【超重要過去問解説】#1 たんぱく質の量と質の評価(基礎栄養学)

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生物価は食品タンパク質の化学的評価法の一つである

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34-73 食品たんぱく質の評価に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。

(1)アミノ酸評点パターンは、食品中の不可欠アミノ酸量を示す。

(2)生物価は、食品たんぱく質の化学的評価法の一つである。

(3)制限アミノ酸がない食品のアミノ酸価は、100 である。

(4)無たんぱく質食の摂取時には、尿中に窒素は排泄されない。

(5)摂取窒素量が排泄窒素量を上回ると、窒素出納は負になる。

解答・解説を見る

(1)アミノ酸評点パターンは、私たちの身体に必要な不可欠アミノ酸量を示す。

食品に含まれる不可欠アミノ酸のうち、もっとも少ないもの(制限アミノ酸)がどの程度アミノ酸評点パターンをみたしているか表した数値を「アミノ酸スコア」という。

(2)生物価は、生物学的評価法の一つである。

生物価は、体内保留窒素量を吸収窒素量で除して求める。体内に吸収された窒素の何%が体内に保留されたか求めた数値である。

(3)制限アミノ酸がない食品のアミノ酸価は、100 である。

(4)無たんぱく質食の摂取時でも、体たんぱく質が分解されるため尿中に窒素が排出される。

(5)摂取窒素量が排泄窒素量を上回ると、窒素出納はになる。

窒素出納が正=窒素摂取量>窒素排出量(幼児や妊婦)

窒素出納が負=窒素排出量>窒素摂取量(絶食時、外科手術後)

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タンパク質100 gに含まれる窒素の量は平均6.25 gである。 2 生物価が高いタンパク質ほど正味タンパク質利用率も高い。

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