2021.03.21 2018.10.27
MacBookやMac miniなどを使うときには、基本的にWi-Fiでインターネットに接続していると思います。そのWi-Fiがうまく繋がらないときや速度が出ないなどの場合にどのように対策すればいいのでしょうか。
順番に解説していきますので、確認していきましょう。この記事の内容は動画でも解説しているのであわせて参考にしてください。
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Contents
- 1 MacBookのWi-Fiは間違いなくオンになっているか確認する
- 2 他のiPhoneなどがWi-Fiで正常に繋がっているか
- 3 Wi-Fiルータを再起動してみる
- 4 MacBookのWi-Fi周波数を変えてみる
- 5 MacBookのDNS設定を変更してみる
- 6 MacBookのネットワーク設定を削除してみる
- 7 MacBookのハードウェア故障の可能性
MacBookのWi-Fiは間違いなくオンになっているか確認する
とても基本的なことですが、Wi-Fiがオフになっていては繋がりません。当たり前のようですがよくあることですので、画面右上のWi-Fiアイコンをみてください。このような表示になっているとオフになっています。
アイコンをクリックすると、Wi-Fiのスイッチがオフになっているのでクリックしてオンにします。
スイッチをオンにすると、自動的にいつも使っているWi-Fiに接続されますので使えるようになるでしょう。
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他のiPhoneなどがWi-Fiで正常に繋がっているか
iPhoneやスマホ、タブレットなど、Wi-Fiに接続している他の機器がWi-Fiに接続できているか確認します。iPhoneやその他の機器で正常にツイッターやインスタが使えるのであれば、問題はMacBookにあることがわかります。
もし他の機器も接続できていないようであれば、Wi-Fiルータに問題がある可能性が高くなります。
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Wi-Fiルータを再起動してみる
どの機器もWi-Fiに接続できていないのであれば、原因はWi-Fiルータである可能性が高いでしょう。またiPhoneが接続できているのにMacBookが接続できていない状況でも、Wi-Fiルータの再起動で直ることがよくあります。
「Wi-Fiルータ」と言われてもピンとこないかもしれません。Wi-Fiを家に設置する際に、2台の機器が設置されることがほとんどです。1台はWi-Fiルータ、もう1台は回線終端装置です。これは両方とも再起動して問題ありませんので、両方の電源を抜き、しばらくしてから両方とも刺してみてください。
Wi-Fiルータと回線終端装置の電源ランプが点滅から点灯に変わると、ちゃんと再起動できたとわかります。
MacBookのWi-Fi周波数を変えてみる
Wi-Fiには2種類の電波があります。ひとつは末尾が「a」で終わる5GHz帯、もうひとつは末尾は「g」で終わる2.4GHz帯です。
それぞれに特徴があり、5GHzのWi-Fiは速度が速い代わりに壁などの障害物に弱いという欠点があります。2.4GHz帯は速度が遅いのですが最近の技術により速度は改善されています。しかし2.4GHzという周波数は電子レンジなどの家電にも使われていて干渉が起きてしまう欠点があります。
もし今使っている周波数帯で安定しないのであれば、別の周波数帯を使ってみます。例えば末尾「a」の周波数を使っていて安定しない場合はこのように変更します。まずWi-Fiのアイコンをクリックします。
使っていない方の周波数帯、末尾「g」のWi-Fiをクリックします。
末尾「a」のWi-Fiとパスワードは同じですので入力します。場合によってはそのまま接続されるときもあります。
これで通信が安定するか様子をみてみましょう。
MacBookのDNS設定を変更してみる
もし「Wi-Fiは繋がっているようにみえるのだけれど安定しない」という状況なら、DNSというインターネットの接続先の情報を変更して、接続が安定するかどうか確認してみましょう。Googleの提供するDNSサービスを使う方法を紹介します。これで解決すればそのまま利用しても問題ありません。
まず「システム環境設定」を開き、「ネットワーク」をクリックします。
「詳細」をクリックします。
「DNS」をクリックし、下にある「+」をクリックします。
「8.8.8.8」と入力します。
「OK」をクリックします。
最後に「適用」をクリックします。
これで安定するか様子をみてみましょう。
MacBookのネットワーク設定を削除してみる
MacBookのネットワーク設定に誤った情報が書き込まれてしまうという不具合が起きることがあります。ここで紹介する方法は昔から使われてきた回復方法ですが、macOS BigSurでも効果があるでしょう。
まずWi-Fiをオフにします。
「Finder」を開き「command + shift + G」を押して次の文字列をコピーしてペーストして「移動」をクリックしてください。
/Library/Preferences/SystemConfiguration/
その中で下記のファイルをデスクトップへコピーしてバックアップを取っておきます。ファイルがない場合は無視して構いません。
com.apple.airport.preferences.plist
com.apple.network.identification.plist
com.apple.wifi.message-tracer.plist
NetworkInterfaces.plist
preferences.plist
バックアップを取ったら、これらのファイルを削除します。パスワードの入力が求められますので、その都度入力してください。
削除が完了したらMacBookを再起動します。
Macbookを再起動すると削除したファイルが自動的に作成されて、Wi-Fiが繋がった状態で起動されます。
自動的にWi-Fiが接続されなかったら、Wi-Fiの設定から接続してください。これで通信ができるようになれば解決です。
MacBookのハードウェア故障の可能性
ここまでの作業をしてもWi-Fiが正常に接続できないようであれば、MacBookが故障している可能性が高くなります。最後はAppleのサポートへ連絡を取ることをおすすめします。
Apple サポート 公式サイト
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